空腹こそ最強のクスリ(アスコム)
の本を読んだ感想です。
青木厚先生自身が40歳の時に舌癌になり、
完治した体験があるそうです。
16時間食べないことで
薬と同等の効果があるという本ですね。
食べていいもの、やり方、デメリット等
わかりやすく書いてありました。
著者は
さいたま糖尿病クリニック院長
青木厚 院長です。
●空腹こそ最強のクスリ 内容
●1日3食は食べ過ぎ
1日3食は間違い、
最近はグルメで美味しい食事が多いけど、
問題がありますね。
結果カロリーの摂り過ぎ、
糖質の摂り過ぎで太ったり、
内臓が疲れて病気のもとになるそうです。
ガン、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、等に
かかり易いそうです。
だから栄養のバランスが取れていれば、
1日1食でも良いそうです。
●病気を防いだり、治すには
食べない時間つまり空腹の時間を作る。
すると内臓がしっかり休めて体の良いそうです。
16時間の空腹が続くと、
オートファジーという仕組みが働くそうです。
つまり細胞は食べるものがなくなって、
酸素が不足すると、
逆に元気に活動するそうです。
※オートファジーとは
細胞内の古くなったタンパク質が、
新しく作り替えられる事。
●オートファジーが働くと良いことが
1)内臓の疲れが取れて免疫力が高まる。
2)血糖値が下がる
3)脂肪が分解されて減量できる。
4)細胞が生まれ変わり、体の不調や、
老化の進行が改善される。
●オートファジーとミトコンドリア
空腹でオートファジーが働くと、
ガン細胞を発生させる一つの、
活性酸素の働きが抑制されます。
活性酸素の多くはミトコンドリアで作られます。
古くて質の悪いミトコンドリアから、
活性酸素が多く発生します。
逆に
新しく質の良いミトコンドリアでは、
活性酸素の発生が抑えられます。
空腹によってオートファジーが働き、
古くなったミトコンドリアが、
新しく生まれ変わると活性酸素は減ります。
なお各細胞の中にいるミトコンドリアが、
元気だと人間も元気でいられるそうです。
オートファジーが元気だと、
ミトコンドリアも元気になるそうです。
16時間経過しないと大切な、
オートファジーのスイッチが入りません。
これはスゴク大事な事ですね。
●空腹こそ最強のクスリ やり方
毎日16時間食べないのが理想ですが、
週1回でも効果があるそうです。
しかも嬉しいことに空腹の時間以外は
何を食べても 良いです。
(エッ!じゃ甘いもの食べてもOKなの?
どうやら食べても良いみたいですね)
さらに空腹の時間中に腹が減ったら、
ナッツ類ならいくら食べても良いそうです。
(へぇ、これなら簡単で続けられそうですね)
空腹に耐えて慣れるまでは
短期間であれば缶コーヒーを、
飲んでも良いそうです。
長期間はもちろんダメですね。
オートファジーを働かすには、
連続して16時間以上の空腹時間が必要です。
休みとか利用してみるとやりやすいようですね。
※水は常に飲んだほうが良いはずですね。(特に夏場はね)
●ナッツ類が苦手な人、アレルギーが気になる人は
・生野菜のサラダ
・チーズ
・ヨーグルト
が良いそうです
●空腹こそ最強のクスリ デメリット
16時間も食べないと
筋肉が減るのでこの方法をする時は、
特別な筋トレはする必要はないが、
・普段の生活の中で階段を使う。
・腕立て伏せをする。
・腹筋をする。
など簡単なものはした方が良いそうです。
●空腹こそ最強のクスリ がん
がん予防には大変効果的だが
すでに癌になってる人は、
逆にオートファジーが働くと、
自分で栄養を作り出すため、
がん細胞が生き残りやすくなる。
ですので既にガンになっている人は、
医師に相談するのが良いそうです。
まとめ
空腹時間を作れば元気になる
お金をかけなくても元気になりますね。
16時間食べない、、、
でも病気の人とかは医者に相談するのが良いですね。
でも水分はマメに飲んだ方が良いですよ。
最後まで読んで頂いて有難うございます。
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